現場で培ってきた豊富な経験と、磨き上げた高い技術力やノウハウで、
お客様のニーズに迅速にお応えします。

茨城亜鉛工業株式会社

当社の主業である「溶融亜鉛めっき」は、高温で溶かした亜鉛の中に鋼鉄の構造物を浸し、表面に亜鉛皮膜を形成する技術です。亜鉛めっきを施した鋼鉄材は、錆びや腐食を発生しません。私たちの技術によって、限りある資源を「錆」から守り最大限に有効活用できるよう、日々努力を重ねています。確かな技術は、着実な研究や経験の積み重ねと、最新の設備によってのみ、創りあげられるものだと確信しております。
お客様のご要望にお応えし得るべく、全社員はもとより、家族にいたるまで、 一丸となって努力し、同時に、楽しく仕事のできる職場の環境づくりを目指しております。

社長メッセージ

代表取締役 河崎 修治郎(かわさき しゅうじろう)

溶融亜鉛めっき加工に携わる
業界全体の規模を広げていくことが我々の使命です

鉄を錆から守る大切な役割

私の祖父の弟が創業。その方が若くして亡くなったことで祖父が跡を継ぎました。次の三代目が私の父の弟、私にとって叔父です。叔父が数年社長を務め、その後の四代目として私が就任しました。

業務としては、鉄を錆から守る溶融亜鉛めっき加工。この地域で始めたのは、おそらくこの商売に向いていたからではないかと推測します。

建築、土木、道路、鉄道。これらがきちんと成立していなければ、インフラも含めて産業が成り立ちません。鉄はあらゆる産業に必要不可欠なもの。鉄を錆から守ることが、とりわけ重要になってきます。溶融亜鉛めっきは、一般の塗装とは異なりすぐれた耐食性を持っています。

メリットが多い溶融亜鉛めっき加工の需要を、私たちはもっと大きなものにしていきたいと考えています。

自社だけでなく業界全体の発展を目指す

業界全体がさらに発展していくためも、需要を増やし、単価の面においても価値を上げていくことが重要です。

価格を下げて一時的に凌いでいくだけでは、業界そのものが先細りしてしまいます。ですから、同業者とのタイアップを進めることが必須です。自分の会社だけが利益を上げるのではなく、業界全体が連携を取り、それぞれの仕事を幅を広げていく必要性が高まっています。

溶融亜鉛めっきで扱うのには様々な大きさの物があります。大きな物が得意な会社もありますし、当社のように中物や小物が得意な会社もあります。
大きい製品を扱う仕事の場合は大きな物が得意な会社さんに紹介をして、逆に中物と小物の製品は当社に任せてもらうなど、上手に連携を取りながらスムーズに仕事をまわしていくことで、業界全体の業務の効率を上げていくことができます。

茨城亜鉛工業ならではの数々の強み

大中のめっき亜鉛釜の機械設備があるため、あらゆる範囲の溶融亜鉛めっき加工を網羅できるのが、私たち茨城亜鉛工業の大きな強みです。

加えて、短納期対応が可能だということ。当社には、スピード力があると自負しています。柔軟で迅速な姿勢と、設備の整った技術力こそが当社の誇るストロングポイントです。

また、業務では塩酸などの薬品を使用しますから、設備は確実に劣化していきます。建物をはじめとした設備を更新するタイミングもしっかりと管理して、安全対策を行っていることも強みの一つとして付け加えたいと思います。

お客様から喜ばれていることの一つは、溶融亜鉛めっき加工だけでなく、求められる附帯作業も引き受けていること。仕分けをしたり、リン酸を塗布したり、様々な附帯作業もお客様のニーズに応じて柔軟に対応しています。

付加価値を高め、同業他社の皆さんと強く連携し、業界全体の規模を広げることが私たちの使命です。

これからの展望としては、室内保管ができる倉庫も建てようと話し合っており、建屋関係も業務の拡大に向けて改修していきたいです。脱炭素など世の中の動きに合わせて変化を求められている点にもきちんと対応するべく、燃料に関しては電気で行なう設備への切り替えも検討しています。将来を見据えた今後の当社の在り方を模索し実現していくことが、四代目である現代表取締役の私がすべき役割だと考えています。

お気軽にお問い合わせください

0297-87-2555

〒301-0902
茨城県稲敷市上根本4048